『コミュニケーションにも活かせる!おすすめの本』

情報はネットで、という今の時代ですが、ネットでは拾えない情報が「本」にはある!と、

私の上司、ビースタイル企画統括兼マーケティングマネージャーの夫馬(ふま)は言います。

企画・マーケティング業務に携わって十数年、ブランド認知拡大、web集客、リアルイベント実施などを手掛けてきた夫馬に、マーケティングのプロフェッショナルとしておすすめする本(基礎編)を教えてもらいました。

職場でのコミュケーションを円滑にするヒントをもらえそうなお役立ち本でもありますので、企画・マーケティング以外の方でも、スマートキャリアの皆さんにはきっと何かの気づきになること間違いなしです。



金高:スマートキャリアの皆さんのなかでも特に企画・マーケティング系のお仕事をされている方に、

ぜひ!というおすすめの本を教えてください。


夫馬:まずは、『USJを劇的に変えたたった一つの考え方』ですね。

これは、うちの部署に異動してきたら必ず読んでね!と言っている本です。


金高:企画・マーケティングに携わる者としては必携的な?


夫馬:そう。この本には、一番はお客様のことを理解すること、っていう本当に基本的なことが書いてあります。

私もずっと企画・マーケティングをやってきたけど、やっぱりお客様を理解することって一番大事なんだって再認識させてくれた本です。

企画・マーケティングの仕事をしていくなかで、顧客視点を常に持っていることは、つまずいたり立ち止まりそうなときの解決の助けになるんじゃないかなと思います。


金高:この本を読むと顧客視点が分かりやすくなるんですね?


夫馬:お客様理解の方法や、理解できたことをどう活かしたらいいかがすごく簡単にわかりやすく書いてあるの。

フレームワークもわかりやすい。で、お客様を理解する方法を知っていると、お客様に限らず誰か相手を理解するときにも使えますよね。


金高:例えば?


夫馬:メンバーが何をどのくらい理解したのかとか、そのあとどう行動して活かしてもらおうかとかっていう部分は、マネジメントにも役立つと思っています。

うちのチームは月1冊課題本を決めてメンバー全員で読書会をしていて、今後仕事に活かせるところを発表してもらっているでしょう?

この本の読書会のときメンバーの理解力を見ていました。


金高:え!そうなんですか?

(恐る恐る)ちなみにどんなことを見られていたんでしょうか?


夫馬:(笑)一番大事なことをちゃんとわかってるかなって。

お客様理解が大事だってわかっていないと企画・マーケティングの仕事をする中でつまづきやすいからね。


金高:では、どんな方に読んでもらうといいと思いますか?


夫馬企画・マーケティングに携わる人にとっては、レベル関係なく読んでもらえると思います。

初めてマーケティングをやる人には基本が書いてあるし、入門として読みやすいですよ。

そしてずっとマーケティングやってる人にとっては超簡単な内容だけど、初心忘るべからず、みたいな。


金高:なるほど。ありがとうございます。では次の本は。


夫馬:2冊目は、『キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論』。ちょっと小難しい本(笑)。


金高:え!ハードル高い?


夫馬:いや、そういうわけではないんだけど、絵とか全然入ってないからね(笑)。


金高:字ばっかり(笑)?どんな内容なんですか?


夫馬:内容は、ずばり「キャズム理論」っていうマーケティングアプローチの説明です。

理論だから難しく感じるのかも。

キャズムって「溝」っていう意味なんだけど、商品やサービスがシェアを拡大する過程においてその成長が落ち込みキャズム(溝)に落ちる時がある。

その溝を乗り越えるためにはどうしたらいいかっていうような理論を説明しています。


金高:理論といわれると、なんだか難しそうですね。


夫馬:難しいから私も全文頭に入っているわけじゃないけど、キャズムという「考え方を知ること」が大事だから、ぜひ読んでほしい。

マーケティングって顧客視点を持つことと同時に今の立ち位置を知ることがすごく重要で、キャズム理論を知っていれば、自分たちが今、市場のどの場所にいるか、次に何の行動をすればいいかが分かる。

例えば、キャズムの考え方だと、サービス始めたばかりの頃はこのあたりにいて、それから成長して山を迎えるんだけど、サービス認知が進んでほぼみんな使ってるよねっていう段階になるとあとは衰退していく。

この図において今どの場所にいるかによって、次のステップに上がる施策やアプローチ方法は違うでしょう?っていう考え方を教えてくれる本ですね。


金高:これはどういう方に読んでもらいたいですか?


夫馬:すこし取っ付きにくいけど、キャズム理論もマーケティングの基本だから、マーケティング戦略を立てたり具体的な施策を考えるような人に特にお勧めします。

顧客層については、とても細かく書いてあって難しい言葉もあるからこの一冊だけで理解するというより、でてきた言葉をネットで検索したり、掲載された参考文献の本を読み足すのもおすすめかな。

マーケティングの知識がすごく広がって厚みが出ると思う。


金高:少し腰を据えて読む感じですね。トライしたいです!では3冊目は。


夫馬:最後は『B to B Webマーケティングの新しい教科書


金高:これは私も勧めていただいたので、読みました!


夫馬:この本はね、まさに教科書

これも基本中のキが書いてあるんだけど、みんなでこの内容を共有することで、みんなが同じ方向を向ける

共通認識があると施策もやりやすいじゃないですか。

私はそういうための辞書的に使ってる。

あとね、フレームワークがダウンロードできるの。


金高:そうなんですね、あれ?どこだろう、読んだのに覚えてない(笑)

夫馬:(笑)内容を覚えてなくても大丈夫。必要に応じて、その都度読めばいいかんじ。

フレームワークを穴埋めしてみんなでやっていこうかとか、ああ、これってどこらへんを共有すればわかってもらえるかな?って、該当するところを探して読むの。

そこが教科書ぽいよね。

今の時代、集客時のWebの役割と営業の役割って変わってきているじゃないですか。

会社によっても違うけど、役割の違いを再認識できるような内容も書いてあります。

だからtoBでもtoCでも、集客施策やっている人におすすめです!


金高:なるほど!ところで夫馬さんは本って昔から読んでいたのですか?


夫馬:全然読んでなかった(笑)。いろいろ読むようになったのはここ最近かな。


金高:そうなんですね、なにかきっかけがあったんですか?


夫馬:今マーケティングの担当者として事業を引っ張っていかなくてはならない立場だから、事業に直結する施策や戦略を考える上で、圧倒的に知識が少ない!と感じて、ああ、これはTTPSしかないぞって(笑)。

だからここ1,2年ぐらいで読み始めました。


金高:TTPS???


夫馬:「徹底的にパクって進化する!」(笑)。

世の中には成功例いっぱいあるから、活用したほうがいいですよ。


金高:なるほど!!TTPS、大切ですね!


夫馬:以前は、世の中の流れを知るために新聞とかビジネス誌を読み漁ってた時期もあります。今は情報収集は主にWebですね。

そして、仕事に活かせるものは本で、という感じです。Webでもいいんだけど、やっぱりしっかりまとまっているのは本だと思うから、本はこれからも読んでいきます。

右:「USJ劇的に変えたたった一つの考え方」 【著】森岡毅 【出版社】株式会社KADOKAWA
中:「キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論」 【著】ジェフリー・ムーア 【翻訳】川又 政治 【出版社】翔泳社
左:「BtoBウェブマーケティングの新しい教科書 営業力を飛躍させる戦略と実践」 【著】渥美 英紀 【出版社】翔泳社

インタビュー中にもありましたが、私のチームメンバーは夫馬から出される課題本を、時間を作ってみんな必死に読んでいます。

でもそのおかげでどんどん知識を吸収でき、若手の知識レベルも上がっています。

余談ですが、夫馬のデスクの足元には大量の本が山積みになって、となりの席に雪崩が起きることもしばしば。

本人がいうには、「読みたい、と思ったときにすぐ手に取れるように、わざとこうしてあるの!」と。

でも、読みたいときにすぐ読めるというのは、読書を続けるには重要ですよね。

職場だけでなく、自宅でもそういう環境を整え、家族みんなで読書することを習慣づけできたらいいなと思いました。


そして、お気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、この取材、冬(今年の1月)にしています…。

企画主旨は「今読んでほしい」だったのに、夫馬に、今はコレじゃない!と一喝…。

「今」おすすめの本は、また改めてご紹介します!



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