IR:田村真理子さんのスマートキャリア


子どもを最優先にしながら、「求められる人材」に成長する。それが私のスマートキャリア


■娘には生まれつき聴覚障害が……「フルタイム勤務」は絶対に無理


―スマートキャリアという働き方を選んだきっかけは?


もともと仕事が大好きで、フルタイムの正社員として働き続けることを当たり前と捉えていました。

けれど、出産を機に、それが当たり前ではなくなったんです。

娘は聴覚障害を持って生まれてきました。週に何度か、病院や療育施設に通わなければなりません。


保育園や学校に出向き、娘への対応について協議を重ねることもあります。

週5日勤務は絶対に無理。会社を辞めて、週3~4日働く「スマートキャリア」の道を選びました。


私が新卒で入社したのは証券会社。営業、人事部門、アナリストなどを約10年務めた後、生命保険会社の教育部門を経て、大手ネットサービス会社にIR(投資家向け広報)として転職しました。

入社3年目 で、娘を出産。ところが、先にも触れたとおり、重度の聴覚障害があることがわかりました。


主人の親は北海道、私の親は大阪にいるので、日常的に育児サポートを受けられません。

医療や福祉の専門家の方々からは、「子どもがそんな状態で、母親が働くなんてあり得ない。母親はずっと子どものそばにいるもの」と言われました。でも、強い違和感を覚えました。

「障がい者とその親は家に引きこもっているべきだ」と言われている気がして。


私はやはり何らかの形で社会とつながり続けていたい。だから、働き続けると決めたんです。

幸い、会社は私の希望に応じてくれて、アルバイトへ雇用形態を変更し、週3日・9時~16時勤務というペースで職場復帰が叶いました。

出勤日以外は、病院や療育施設へ。保育園に入園して慣れた頃には、週4日勤務に増やすことができました。


けれど、IRの仕事は、決算発表前の時期がとても忙しいんです。

他のメンバーが夜遅くまで働いているのに、私は早く帰らなければならないし、どうしても週1回は休まなければならない。

情報共有する時間もなく、私だけが3歩後から付いていくような状態で、スムーズに連携できない。

自分がお荷物になっているように感じ、存在意義を見失ってしまいました。


「フルタイム勤務でなければならないのか。限られた勤務時間でも存在価値を発揮できる働き方はないか」――転職を視野に入れ、ネットで情報を探し始めました。


「週3~4日勤務 女性」「時短勤務」などのワードで検索したところ、ビースタイル社長の三原さんの記事を発見。その記事を読んで、女性のキャリアを活かすことへの使命感の強さ、そのために考案された仕組みに感銘を受けたんです。


「スマートキャリア(当時の名称:時短エグゼ)」の仕事情報を閲覧すると、私の経験が活かせる求人もある。

「これなら週3~4日でも、キャリアを活かして自分の価値を発揮できる!」と。

スマートキャリアに出会ったことで、会社を辞める決断ができました。

■子どもの用事を最優先することを、快く受け入れてもらえる


─今の働き方のいいところはどんなところですか?


現在はインターネットメディア会社でIRを担当しています。

週3日・10時~15時勤務からスタートし、子どもの環境が安定してきたので、16時まで勤務時間を延ばしました。今後、タイミングを見て週4日勤務に増やしたいと考えています。


勤務ペースは前の会社とほぼ変わりませんが、前の職場では「本来は週5日いて当たり前なのに、いない日がある」、今の職場は「来れる日に来てくれればいい」と、「前提」がまったく異なるので、精神的な負担が軽くなりました。子どものことで用事がある日も、快く休ませていただけます。


それでも繁忙期には多めに出勤するので、その期間は母に来てもらいます。週末は遊びに連れて行くので、「親孝行」も兼ねている感じですね。娘にとっても、接する相手が増えるのはいいことだと思います。


そして、一般的な派遣事務職に比べ、倍以上の時給をいただけていることも、とてもありがたく思っています。

高時給をいただく分、「普通の仕事ではダメだ」と、身が引き締まる気持ち。


社長やCFOと一緒に金融機関へ出向くこともあるのですが、移動中の何気ない会話でも、「つまらないことは言えない」と思ってしまいますね(笑)。

求められる以上の価値を発揮したい、と。その緊張感が、とてもいい刺激になっています。

■仕事を通じて成長し、「来てほしい」と言われる人材になりたい


―今後どのように仕事を続けていきたいと思っていますか?


まず、娘が最優先であることは、これからも変わりません。娘の変化や成長に応じた働き方を選択していきたいと考えています。


「キャリア」については、私は「将来ビジョンを描く」ということはしないですね。

先々の計画を立てるより、今の仕事で価値を発揮することに意識を集中しています。

今の仕事で成果を挙げて高い評価を得られれば、自ずと次へつながっていくと思いますから。


「スマートキャリア」を利用し始めて、今の会社で3社目です。


前の2社は、私の方の事情で契約終了となりましたが、とてもよくしていただきましたし、新しい経験を積んでスキルを磨くことができました。そうして身に付けたものを、しっかりと活かしていきたいです。


今の会社でも、言われた作業をするだけ、ということはありません。常に戦略から考えて、業務を改善したり新たな提案をしたりすることを心がけています。

毎日、「必死!」です(笑)。

難易度が高い仕事にチャレンジするからこそ成長できると思うし、そうして実績を積むことで、「うちの会社に来てほしい」と言われる人材になりたいですね。


―最後に、田村さんにとってのスマートキャリアとは?


「人生の価値観を変えたとき、選択肢を与えてくれた場所」です。


もともとは「週5日働くのが当たり前」と考えていました。キャリアを築くならそれが当然だと。

でも、子どもに障害があったことで、その価値観を変えざるを得ませんでした。

そうして価値観を変えても、キャリアをあきらめずにすむように選択肢を与えてくれたのが、「スマートキャリア」だと思っています。


世間のワーキングマザーたちに目を向けてみると、以前の私のように「週5日・フルタイムで働かなければ」という考えに縛られてしまっている人が多いように思います。


私が以前、正社員として中途入社したネットサービス会社は、育休からの復帰率が100%でした。当初は、育児をしながら働く女性を支援する制度や風土が充実した会社に見えました。


それでも実情を見てみると、両親のサポートを受けて何とか仕事を続けている、という人が多い。

親が近くにいなければ、シッターサービスを利用したり、出張に子どもを同伴したりと、皆、苦労していました。


週5日働いているママさんたちの中には、私の働き方を知って、「そんな道もあるのか!」と驚く人も。「私もそうしたい」と言われることもあります。


今、育児や介護などさまざまな事情を抱え、それと仕事との両立で、自分が無理をしている、何かを犠牲にしている…という感覚を持ちながら頑張っている皆さんには、「フルタイムでなくてもキャリアを継続する道はありますよ」と伝えたいですね。

左:娘の補聴器カバーを作るため、苦手だった編み物に挑戦。習ってみると楽しくて、すっかり趣味になりました。編み物に没頭して、「無心」になる時間を持つことで、リフレッシュできます。
右:小学校1年生の娘は、今、お花の工作に夢中。毎日作るので、どんどん上達して、きれいに仕上げられるようになりました。


※ご本人の希望により、仮のお名前で掲載しています。


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